VizCMapは、探索の前・後の「コンセプトマップ」を融合し表示するツールです。 GraphViz?の dot 形式を読み込むと、グラフのノード・ラベルの違いを以下のような可視化表現をつうじて、すぐに確認できます。
両者に出現する「Common node」は2重丸の枠線で囲まれます。 事前コンセプトマップにのみ出現し、事後コンセプトマップに現れなかった「Lost node」「Lost link」「Lost link label」は、グレー色で表現されます。 それ以外の実線で囲まれたノード、黒文字で表現されているものは、事後コンセプトマップにのみ出現する「New node」「New link」「New link label」です。 可視化の概要については以下の論文をご覧ください:
Yuka Egusa, Hitomi Saito, Masao Takaku, Hitoshi Terai, Makiko Miwa, Noriko Kando: "Using a Concept Map to Evaluate Exploratory Search". The 3rd Information Interaction in Context Symposium (IIiX 2010); New Brunswick, NJ, USA; pp.175-184 (2010-08) http://dx.doi.org/10.1145/1840784.1840810
本ツール(VizCMap)はオープンソースソフトウェアとして公開しています。
ソースファイルは以下のURLから閲覧できます: http://en.sourceforge.jp/projects/cres/svn/view/cmap/.
また、バージョン管理ツールSubversion経由でもダウンロードできます。ダウンロード方法の詳細は下記ページをご覧ください: http://sourceforge.jp/projects/cres/cvs/
このツールはCRESプロジェクトによる成果です。 本研究プロジェクトは、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「探索・学習を支援する情報アクセス技術」(研究代表者:神門典子, A01-38, 課題番号19024068) および,国立情報学研究所共同研究「情報探索行動の認知モデルの構築とその応用に関する研究」による支援を受けました。ここに記して謝意を表します。
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